中小企業診断士とは? 仕事内容から試験の難易度など

中小企業診断士は「経営コンサルタント」の国家資格として、ビジネスパーソンから注目されています。キャリアアップや副業、独立を視野に入れて取得を検討している方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、僕も資格取得に向けて勉強を始めることにしました。

この投稿では、中小企業診断士の仕事内容から試験の難易度、合格までの勉強法までを調べたので、出来るだけ詳しくまとめておきます。

中小企業診断士とは?

中小企業診断士の定義

中小企業診断士は、中小企業の経営課題を診断・助言する専門家です。中小企業支援法に基づく国家資格であり、唯一の経営コンサルタント系資格です。

他の士業との違い

税理士や社労士が「手続き業務」を主に担うのに対し、診断士は「課題発見と解決提案」に重点を置きます。企業の経営戦略やマーケティング、生産管理など幅広い知識が求められます。

ちなみにですが、中小企業診断士の働き方は、他の専門家と一緒に働くことが多いそうです。専門的な知識は、専門家へ任せ、全体的な経営の課題を発見し、解決策を考えることが求められるようです。

中小企業診断士の仕事と年収

どんな仕事をするの?

  • 経営診断・改善提案
  • 補助金助成金の申請サポート
  • 創業支援・事業計画作成
  • セミナー講師や研修業務

年収はどのくらい?

企業内診断士の場合は、年収500万円〜800万円程度。独立後は年収1,000万円を超えるケースもあるようです。他の資格と違って、独占的な業務がある訳ではないので、資格の取得だけでは、食べていけません。

だけど、戦略次第では十分戦える武器になると僕は思っています。例えば、僕の場合、web、システム開発が得意なのですが、『経営コンサル(診断士)+システム導入』とか『マーケティングコンサル(診断士)+web制作』など、資格単独ではなく、他のシナジーと組み合わせれば、強力な武器になります。

中小企業診断士試験の概要と難易度

試験の流れ

  1. 一次試験:マークシート方式(7科目)
  2. 二次試験:記述式(4事例)
  3. 実務補習または実務従事(15日間)

合格率と難易度

一次試験の合格率は約30%、二次試験は約20%。一般的には、合格までの勉強時間は1,000時間と言われています。合格まで平均3〜4年かかるそうです。

少し無謀な気もしますが、来月(2025年6月)から勉強を始めて、来年(2026年)8月の試験で合格を目指します。

働きながらなので、かなりハードになりそうです。しっかりとした計画を立てて勉強を勧める必要がありそうです。

「やめとけ」と言われる理由とは?

中小企業診断士は、試験が難しく時間がかかる、資格だけでは稼げないなどの理由で「やめとけ」と言われがちです。先ほども、お伝えしたように、資格の活かし方次第で大きな武器になると僕が思っています。

中小企業診断士の資格は必要か

中小企業診断士の試験は難易度が高く、さらに広い知識が必要なのに、独占業務がありません。

ちなみに中小企業診断士は国家資格で唯一「経営コンサルタント」の資格です。ですが、経営コンサルタントって、自分で「私は、『経営コンサルタント』です」と名乗れば、誰でもなれる職業です。

なので、コンサルタントを目指す人であれば、必要ないと答えるかも知れません。

僕の場合はシステム屋・web屋のバックボーンとして、中小企業診断士の資格を考えているので、喉から手が出るほど欲しい。

hirame18.hatenablog.jp

中小企業診断士の人も、中小企業診断士を目指す人も知り合いにいないので、まずは独りで黙々と勉強を重ねるつもりです。今月中に、勉強の方法を決めたい。

学習を始める前に、中小企業診断士試験の概要を知るべく、改訂版 ゼロからスタート! 金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書を聞き流しました。書籍を買って読み込んだ方が、身になるとは思うんですが、とりあえず、概要を知りたいと思うなら、『Kindle Unlimited』で聞き流してみてください。特に、これから勉強を始める人はざっくりとした試験内容を知ることができ、モチベーションに繋がります!!

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