【初学者向け】中小企業診断士「経済学・経済政策」の頻出テーマ総まとめ|得点源はココ!

中小企業診断士試験の中でも、比較的得点源にしやすいと言われるのが「経済学・経済政策」です。しかし一方で、「グラフや計算が苦手・・・」と苦戦する受験生が多いのも事実。

そこで今回は、過去問から見えてきた頻出テーマをわかりやすく【ミクロ経済学】【マクロ経済学】【共通テーマ】に分けてご紹介します。

「どこを重点的に勉強すればいいの?」「効率よく得点アップしたい!」という方は、ぜひ参考にしてください!

中小企業診断士「経済学・経済政策」科目とは?

この科目では、ミクロ・マクロの経済理論や経済政策について幅広く問われますが、過去問の傾向を見ると『狙われやすいパターン』が明確です。

だからこそ、「頻出テーマを押さえる」=得点力アップの近道です!

ミクロ経済学】頻出テーマ5選

テーマ

出題のポイント

出題頻度

① 需要・供給曲線

均衡価格の変化、弾力性の理解(グラフ問題)

毎年出題

限界費用・利潤最大化

MC=MRで利潤最大、ACとの関係も

高頻度

③ 市場構造(独占と完全競争)

効率性・価格・利潤の違いを比較

高頻度

④ 外部性・公共財

正・負の外部性の理解、文章問題中心

中〜高

⑤ 消費者行動(無差別曲線)

最適消費点のグラフ・定義理解

やや難・中頻度

ミクロ経済はグラフと定義の理解がカギ。視覚でイメージを掴むと一気に解けるようになります!

マクロ経済学】頻出テーマ5選

テーマ

出題のポイント

出題頻度

IS-LM分析

財政・金融政策の効果とグラフの動き

ほぼ毎年

乗数効果・限界消費性向

MPCを用いた乗数の計算問題

高頻度

③ AD-AS分析

デフレ/インフレと需給バランスの変化

高頻度

④ 財政・金融政策

日銀の役割や景気への影響を整理

高頻度

⑤ 為替と国際収支

円高・円安が貿易に与える影響

中〜高

計算・グラフ・政策理解がバランスよく問われます。公式は暗記+使いこなす練習が必須!

共通で押さえたい横断テーマ

テーマ

注意ポイント

限界分析

「1単位増えたときどうなるか?」の考え方に慣れる

均衡の変化

需要供給・IS-LM・AD-ASすべてに関係あり

図解理解

グラフの意味・交点の解釈を問う問題が多い

政策の効果

財政 vs 金融政策の目的・手段をセットで理解

計算問題

弾力性・利潤・GDP・乗数など。反復練習がカギ

よく出る問題の形式と対策

問題形式

出題例

対策法

択一型

正しいものを選ぶ

用語定義を正確に暗記

グラフ読解

曲線の傾き・交点を問う

図を自分で描いて練習

計算問題

乗数・GDPなど

公式暗記+繰り返し演習

因果関係

政策→景気の影響

原因と結果を文章化できるように

比較問題

市場構造・弾力性など

概念の違いを表で整理すると◎

特に狙われやすい「鉄板テーマ」TOP5

以下は過去問で何度も出題されている超重要テーマです。必ず押さえましょう!

  1. IS-LM分析と政策効果(グラフ含む)
  2. 乗数効果と限界消費性向の計算
  3. 需要・供給曲線の均衡調整と価格弾力性
  4. 完全競争と独占の違い(利潤・効率)
  5. デフレ・インフレギャップと財政政策の役割

過去問の効果的な使い方

頻出テーマを押さえるだけでなく、「過去問の使い方」も合否を左右します

  • 過去問題集(10年分)を2周以上解く
  • 「正解した問題」より「間違えた問題・曖昧だった問題」に注目
  • 同じテーマでも聞かれ方が変わるのでパターン別で整理
  • グラフや計算は「自分で書く・解く」練習が効果的!

まとめ:頻出テーマを制す者が試験を制す!

中小企業診断士「経済学・経済政策」科目は、最初は難しく感じるかもしれませんが、出題傾向に沿って効率的に学べば、確実に得点源になります

まずは今回ご紹介した頻出テーマに的を絞り、過去問演習で理解を深めましょう。

あなたの合格を応援しています!