GDPとインフレの関係って?マクロ経済のキホンをやさしく解説!
前回は「マクロ経済ってなに?」という全体像を学びました。
マクロ経済って何?中小企業診断士を目指すあなたに贈る超入門ガイド - どこにでもいる中年親父の『中小企業診断士』への挑戦
今回はその中でも特に重要な2つのキーワード、GDP(国内総生産)とインフレ(物価の上昇)の関係について、やさしく解説していきます。
まずはおさらい!GDPとインフレとは?
GDPとは?
「国が1年間にどれだけモノやサービスを作って売ったか」を表す数字。
つまり、日本の“お金を生み出すパワー”を数字で表したものです。
- 増えれば「景気がいい」
- 減れば「景気が悪い」
インフレとは?
「物の値段が上がっていくこと」。
たとえば、昨日まで100円だったパンが、今日は120円になっていたら、それはインフレです。
GDPが上がると、なぜインフレが起こるの?
では本題。GDPとインフレにはどんな関係があるのでしょうか?
簡単に言うと
経済が元気(GDPが上がる)になると、物価も上がりやすい。
なぜかというと・・・
経済が元気なときは、みんなお金を使う!
たとえば、給料が増えたとき、人はどうするでしょう?
- 外食する回数が増える
- ちょっと高い服を買ってみる
- 最新のスマホに機種変更!
つまり、需要(買いたい人)が増えるんです。
需要が増えると、物の値段はどうなる?
パン屋さんを例に考えてみましょう。
1日100個焼いてたパンが、毎日150人に買われそうになったら・・・?
→ 値段を少し上げても売れる!
→ よし、120円にしよう!
これがインフレです。
つまり、
- GDPが上がる(経済が元気)
- →みんなが買い物をたくさんする
- → 需要が増える
- → 値段が上がる(インフレ)
という流れになるんです。
逆に、インフレが進みすぎるとどうなる?
インフレ自体は悪いことではありません。ほどよい物価上昇は、経済が元気な証拠です。
でも、行き過ぎたインフレは問題です。
例えば
- 給料が月25万円のままなのに、生活費がどんどん高くなる
- パンが150円、200円・・・どんどん上がる
- 生活が苦しくなり、企業もコストに苦しむ
こんな状態を「悪いインフレ」と呼びます。
インフレをコントロールするのが日銀の役目
ここで登場するのが、日本銀行(=日銀)です。
日銀は、お金の量や金利を調整することでインフレを抑える役割をもっています。
たとえば
GDPとインフレは、「火加減」と「お鍋の中身」みたいな関係。日銀はその火加減を調整する料理人のような存在です。
まとめ:GDPとインフレはバランスが大事
ここまでの話をまとめると・・・
- GDPが増えると、インフレが起こりやすい
- インフレは経済が元気なサインでもある
- でも、進みすぎたら生活が苦しくなる
- だから、政府や日銀が調整している
マクロ経済の中で、GDPとインフレはとても大事なペアです。診断士試験でもこの2つの関係性はよく出てくるので、まずは「経済が元気だと物価が上がる」という感覚をつかんでおきましょう。