LPO・EFOとは?意味・目的・具体的施策までわかりやすく解説!
WEBマーケティングにおいて、「いかにコンバージョンを増やすか」は永遠のテーマです。
アクセスがあっても、申し込みや購入につながらなければ意味がありません。
そんなときに重要になるのが、
- LPO(ランディングページ最適化)
- EFO(入力フォーム最適化)
この2つは、ユーザーの離脱を防ぎ、成果につなげるための要であり、WEBマーケティング検定でも頻出です。
ここでは、検定対策として押さえておきたい基礎知識と、実務でも使える具体的な改善施策をわかりやすく解説します。
LPOとは?(Landing Page Optimization)
定義
LPOとは、広告や検索などから訪れた「最初のページ(ランディングページ)」を最適化して、コンバージョンを最大化する施策のことです。
目的
- 訪問ユーザーの離脱を防ぐ
- 購入や問い合わせなどのCV(コンバージョン)率を向上させる
具体的な施策例
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課題 |
LPO施策 |
期待される効果 |
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ページを見た瞬間に離脱される |
ファーストビューにキャッチコピー+CTAを明示 |
ユーザーの興味を引き、離脱防止 |
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コンテンツが多すぎて読みづらい |
重要な情報を絞り込み、視覚的に整理 |
回遊性と理解度がアップ |
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訴求が弱い |
実績・口コミ・ビフォーアフター画像を追加 |
信頼感を向上させて購入促進 |
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PCデザインをスマホでも表示している |
スマホ専用ページを設計 |
レスポンシブ対応 or | スマホユーザーのCV率アップ |
補足:LPOと他施策の違い
- SEOや広告は「集客」が目的
- LPOは「接客・説得・成約」にフォーカス
⇒ アクセス後の最適化施策であることがポイント
EFOとは?(Entry Form Optimization)
定義
EFOとは、入力フォームを最適化し、フォーム入力中の離脱を減らす施策のことです。
目的
- フォーム完了率の向上(CV完了の促進)
- ストレスのない入力体験を提供することによるユーザー満足度の向上
具体的な施策例
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課題 |
EFO施策 |
期待される効果 |
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項目数が多くて途中で離脱される |
必須項目を最小限に絞る(不要な項目は削除) |
フォーム完了率の改善 |
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エラーメッセージがわかりづらい |
リアルタイムでエラー表示&補助メッセージを追加 |
入力ミスのストレス軽減 |
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入力補助がない |
郵便番号入力で住所を自動補完/ふりがな自動入力 |
操作の手間を削減しCV率向上 |
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スマホで入力しづらい |
入力欄を大きくする/テンキー・日付ピッカーを使う |
モバイルUXの向上で離脱防止 |
よく出るポイント
- LPO=ページ最適化 → CV率向上
- EFO=フォーム最適化 → 離脱防止・CV完了の促進
- 集客(SEO/広告)と成約(LPO/EFO)はセットで考える
まとめ
LPOとEFOは、ユーザーの心理と行動を読み解いて「今すぐ買いたい・申し込みたい」と思わせる工夫です。WEBマーケティング検定でも問われる重要なテーマなので、
- 定義と目的を正確に理解し
- どのような施策で何が改善されるのか
をセットで押さえておきましょう。
アクセスを“成果”に変えるのがLPO・EFOの役割。
検定の勉強を通じて、実務のスキルアップにもつなげましょう!