Googleアナリティクスの基本指標（PV・セッション・直帰率・離脱率）をわかりやすく解説
WEBマーケティング検定では、Googleアナリティクス（GA）に関する知識が頻出です。
特に、PV（ページビュー）やセッション、直帰率、離脱率といった基本指標の正確な理解は必須です。この記事では、これらの用語の意味や違い、試験対策に役立つポイントを整理して解説します。
Googleアナリティクスとは？
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールで、ウェブサイトの訪問者の動向を可視化・分析できます。訪問者数、閲覧ページ、滞在時間、どこから来たか（参照元）など、マーケティング戦略を立てるうえで重要な情報を得ることができます。
WEBマーケティング検定では、Googleアナリティクスがどのような指標を提供し、それがどんな意味を持つのかが問われます。
基本指標の意味と使い方
PV（ページビュー）
ページビュー（Page View）は、ウェブページが表示された回数を指します。同じユーザーが同じページを何度表示しても、その都度1PVとしてカウントされます。
例：1人のユーザーが同じページを3回見た → 3PV
ページの人気やコンテンツの注目度を知る目安になる
セッション
セッションとは、ユーザーがサイトを訪れてから離れるまでの一連の行動を1回とカウントしたものです。
- セッションは基本的に30分間何もアクションがないと終了
- 日をまたいでもセッションは切れる
例：朝に訪問、午後に再訪 → 2セッション
ユーザー
ユーザーは、サイトを訪れた個別の訪問者数を表します。Cookie（クッキー）をもとに識別されます。
- 新規ユーザーとリピーターの区別もできる
- 同じユーザーが何度訪問しても、ユニークユーザーは1とカウント
直帰率（Bounce Rate）
直帰率は、1ページだけ見てサイトを離れたセッションの割合です。
離脱率（Exit Rate）
離脱率は、特定のページが訪問中の最後のページ（＝離脱ページ）となった割合を示します。
- 直帰率と異なり、他ページを見た後で離脱したケースも含まれる
- 離脱が多いページは、導線の問題がある可能性も
各指標の関係性と分析ポイント
直帰率と離脱率は混同されがちですが、意味が異なります。直帰は"最初に入ったページだけ見て離れた"ケース、離脱は"最後に見たページ"を指します。
- 直帰率が高くても、コンバージョンに至っていれば問題ないことも
- 離脱率の高いページは、導線設計の見直し対象
また、PV数やセッション数と合わせて、どのチャネル（SNS、検索エンジンなど）からの流入が多いかを確認することで、効果的な施策が立てられます。
試験対策ポイントまとめ
- 各用語の定義は正確に覚えること
- 直帰率と離脱率の違いは頻出
- 数値の高低だけで良し悪しを判断しない
- 「セッションは一定時間で切れる」など時間に関するルールも問われやすい
まとめ
Googleアナリティクスの基本指標は、単に暗記するだけでなく、実際の分析にどう使えるかまで理解しておくことが重要です。
WEBマーケティング検定では、単語の意味だけでなく、指標間の違いや活用方法を問う問題が出題されます。今回の記事を通じて、確実に得点できる分野にしておきましょう！
