中小企業診断士試験、来年合格を目指すあなたへ! 1000時間学習を乗り切る戦略とは?
中小企業診断士試験は、多くのビジネスパーソンにとって魅力的な資格ですよね。キャリアアップや独立を目指す方々にとって、その知識とスキルは大きな武器となります。現在、今年の試験に挑む先輩方は追い込みの真っただ中ですが、来年の合格を目指すあなたは、今まさにスタートラインに立とうとしていることでしょう。
「中小企業診断士試験には1000時間の学習時間が必要」――こんな言葉を耳にして、少し尻込みしていませんか?
1年365日で割ると、1日あたり約3時間。働きながら、家事や育児と両立しながら、毎日3時間の勉強時間を確保するのは決して簡単なことではありません。
かく言う僕も、まさに同じ状況です。隙間時間を活用して勉強しているつもりでも、実際に計測してみると、想定よりもはるかに少ない勉強時間に愕然とすることもあります。しかし、だからといって諦める必要はありません。
この記事では、僕自身の経験も踏まえながら、来年合格を目指すあなたのために、1000時間学習を効率的に乗り切るための戦略と具体的な学習方法についてお伝えします。
あなたの「勉強時間」、本当に確保できていますか?
僕の場合、オンライン学習サービス「スタディング」を利用して勉強を進めています。スタディングは学習時間を自動でグラフ化してくれる機能があり、これが現実を突きつけてくれました。この1週間の僕の平均学習時間は、なんと1日あたり38分35秒。目標の3時間には遠く及ばない数字です。
インプット学習の落とし穴:過去問が解けないのは当たり前?
現状、僕は主にスマホで講義動画を視聴し、知識をインプットしている段階です。試しに過去問を解いてみたのですが、知識が圧倒的に不足しているため、全く歯が立ちませんでした。「これでは問題を解く段階ではないな」と痛感し、まずは過去問の意味が理解できるレベルまでインプットに集中しようと方針を立てています。
7月の時点では、2026年コースの講義はまだ全て公開されていないため、現在は2025年受験コースの講義を「つまみ食い」しながら学習を進めている状況です。
しかし、懸念点はやはり勉強時間の絶対的な不足です。自分では隙間時間を有効活用しているつもりでも、結果が伴っていません。このままでは合格は夢のまた夢。何とか改善策を見つけなければと焦りを感じています。
1000時間学習を達成するための戦略:目標設定と時間管理
では、どのようにすれば1000時間という膨大な学習時間を確保し、効率的に勉強を進められるのでしょうか?
1. 具体的な目標設定と逆算思考
まずは、漠然とした「1000時間」ではなく、より具体的な目標を設定が必要です。
- いつまでに、どの科目を、どこまで進めるのか?
- 1日に何時間、どの時間帯に勉強するのか?
例えば、「来年8月の一次試験までに全科目のインプットを終え、9月からは過去問演習に集中する」といった大まかなスケジュールを立てます。そこから逆算して、各科目にかけられる時間を割り出し、さらに週ごと、日ごとの学習計画に落とし込みます。
僕の場合であれば、「1日3時間」という目標を分解し、例えば「朝30分、昼休み30分、夜1時間30分、通勤時間30分」といった具体的な時間帯に当てはめていきます。
2. 隙間時間の「質」を高める工夫
通勤時間や休憩時間、待ち合わせの合間など、思ったより「隙間時間」がたくさんあります。この隙間時間をいかに有効活用するかが、中小企業診断士試験の合否を分けると言っても過言ではありません。
- 短い時間で集中できるコンテンツを選ぶ。僕のように動画講義を見るのも良いですが、通勤電車の中では音声学習に切り替えたり、短い問題集を解いたりするのも有効です。
- インプットとアウトプットを意識的に使い分ける。隙間時間全てをインプットに費やすのではなく、覚えた知識をアウトプットする場として活用することも重要です。例えば、単語帳アプリで用語を確認したり、一問一答形式の問題を解いたりするのも良いでしょう。
- スマホやタブレットを最大限活用する。僕がスタディングを使っているように、スマートフォンやタブレットは隙間時間の学習に最適です。どこでも手軽に学習できる環境を整えましょう。
3. 学習時間の「見える化」と振り返り
学習時間を計測するツールを活用することは非常に重要です。スタディングの学習時間グラフのように、自分の勉強時間が「見える化」されることで、モチベーションの維持にも繋がりますし、何より現実を直視し、改善点を見つけることができます。
定期的に自分の学習時間を見返し、「なぜ目標達成できなかったのか?」「どうすれば時間を確保できるのか?」を振り返り、学習計画を柔軟に修正していきましょう。
モチベーション維持の秘訣:仲間との交流と息抜き
1000時間という長い学習期間を乗り切るためには、モチベーションの維持が不可欠です。
学習仲間を見つける: 同じ目標を持つ仲間と情報交換をしたり、励まし合ったりすることは、大きなモチベーションになります。SNSや勉強会などを活用して、仲間を見つけてみましょう。
- 適度な息抜きを心がける。ストイックになりすぎず、適度な休憩や趣味の時間を設けることも大切です。心身ともにリフレッシュすることで、学習効率も向上します。
- 合格後の自分を想像する。診断士として活躍する未来の自分を想像するのも良いでしょう。明確な目標は、どんなに困難な道でも進む原動力になります。
まとめ:諦めずに一歩ずつ進むことが合格への道
中小企業診断士試験の学習は、決して楽な道のりではありません。しかし、適切な戦略を立て、日々の学習を積み重ねることで、必ず合格への道は拓けます。
僕自身、まだまだ試行錯誤の段階ですが、今回の気づきを活かして、より効率的な学習方法を模索していきます。
もしあなたが来年の合格を目指しているなら、今日からでも遅くはありません。まずは自分の学習時間を見える化し、具体的な学習計画を立ててみましょう。そして、インプットとアウトプットのバランスを意識しながら、一歩ずつ着実に歩みを進めていきましょう。
あなたは、どのように学習時間を確保していますか? 効果的な勉強法があれば、ぜひ教えてくださいね!