退職後にバイトしてもいいの?失業保険と働き方の正しい関係
退職後の生活について、多くの人がぼんやりとした不安を抱えるのではないでしょうか?
僕自身、50歳で会社を退職し、いまは人生の再スタートの入り口に立っています。
その中でひとつ・・・「知らなかった!」と驚いたことがあります。
それは、「失業保険を受け取るまでの間、バイトをしても良い」ということ。
僕はずっと、離職したその日から一切の収入を得てはいけないものだと思っていました。失業保険をもらうためには、清く正しく「無収入」でいなければならない、と。
でも調べてみたら、違いました。
離職票が届くまでの期間は「自由期間」?
まず、失業保険(正しくは「雇用保険の基本手当」)の給付を受けるには、「ハローワークに離職票を提出し、求職の申し込みをしてから」がスタートです。
つまり、離職票が手元に届く前・・・退職してから1〜2週間程度かかる場合が多いのですが、この期間は、まだ「失業認定の対象期間」ではないんです。
そのため、この期間中にアルバイトをしたり、単発の仕事を受けたりしても、失業保険の支給に影響は出ません。
ただし、ここで注意したいのは「離職票をハローワークに提出した日からは、原則として収入があると申告義務が生じる」ということ。
失業保険の趣旨は「働きたくても働けない人を支える」ことなので、就業して収入を得ていると、「働けてるじゃん」と判断されてしまう可能性があるのです。
じゃあ、いつまで働いていいの?
具体的には以下のように考えておくと良いでしょう。
受給中も短時間のバイトは可能ですが、「就職していない」「すぐ就職できる状況にある」などの条件を満たしている必要があります。
つまり、最初の「離職票待ち期間」は、金銭的にも精神的にもある程度フレキシブルに動ける期間というわけです。
それでも“バイトする”って勇気がいる
僕も実際、「じゃあ、バイトしよう!」と簡単には思えませんでした。
50歳の無職。職歴はある。でも、履歴書に「空白」ができたことで、急に社会との接点が薄れていくような焦りもある。
そんな中で、短期のバイトをすることに「自分を安売りしているような気持ち」もあったんです。
でも、それはプライドが邪魔しているだけだと気付きました。
むしろ、何もせず不安を抱えて家でじっとしているよりも、少しでも身体を動かして、ほんの数千円でも収入を得たほうが、よっぽど精神的に健全です。
それに、今の自分が社会のどこにフィットできるのか、小さな実験としてもバイトは良い機会になりそうです。
まとめ:迷っているなら、まず動いてみる
退職してしばらくは、何をしても「これで良いのか?」と不安がつきまといます。
でも、今回学んだことは、「制度を正しく知れば、動き方は変わる」ということでした。
離職票が届くまでは、自由に動いても問題なし。
だったら、その期間を活かして、小さな仕事を経験してみるのもアリだと思います。
いきなり“再就職”を考えなくても、「自分が社会とどう繋がれるのか」を探るステップとして。
焦らず、でも止まらず。
そんなペースで、今日も少しだけ前に進んでいこうと思います。